大航海時代黎明期、まだ街への投資なぞ誰も興味を持たず、ただひたすらコショウを求めて、まだ見ぬインドを目指していた時代・・。
2005年3月18日、とある商会の投資攻撃によってオスマン同盟港だったホルムズがイングランドの同盟港となりました。この時、ホルムズに100M(1億)以上の金額を投じ、その桁違いの財力にノトスのみならず全サーバーのプレイヤーを驚愕させたのが、今回のお客様である「York=Anne=Mann」さんです。
羊羹さんがイングランドの投資家として活動するようになったいきさつや、当時の心境、そして戦う投資集団としてイングランドを引っ張り続けた名門商会ウェストミンスターについて、結成秘話や当時の活動内容など、多岐にわたってインタビューさせていただきたいと思います。
 

 戦うべくして生まれた、交易のスペシャリスト軍団
ダル : 投資家インタビュー企画最初のゲストということで、私たち投資家にとってはレジェンド的な存在となっている、羊羹マンさんこと「York=Anne=Mann」さんにお越しいただきました。

羊羹 : はーい和菓子です。

ダル : まずはじめに、商会ウエストミンスター結成のいきさつについてお尋ねしたいと思います。
羊羹さんといえば、戦う投資集団ウエストミンスターの顔として特に有名ですが、羊羹さんご自身が街中で、イングランドのために戦ってくれる人材をウェストミンスターの商会員として募集されていたと聞いたことがあります。すでにオープンβの段階で、イングランドの国益のための商会として結成される予定だったのでしょうか?

羊羹 : 前半は間違ってますが、後半は正しいですな。ウエストミンスター(以下WM)は、クローズドβ時代の廃人集団なんですよ。

ダル : なるほど、クローズの段階ですでに母体はできあがっていたのですか。

羊羹 : ですな。ただまあ最初からずっとつるんでたというよりは・・・俺も外様なんですけどね。もともとは、CBのイングランドの廃人集団がいまして、斑鳩、音速丸、沙理乃、ラミア、Nekokan、烏賊、萌、この辺。あとYukiちゃんもそうだし、DancingBraveさんとかもいたかな。この辺はぜーんぶCB組です。で、CBでロンドン1位とかとってる人が、商会長だったわけです。

ダル : 当時から強力なメンバーを・・

羊羹 : そこでね、「投資はうまい」って、話がでてたんですよね、すでに。そんときから、その人はロンドバをやって、ジェノカルをやって、ジェノバのドレスレシピとか出してました。

ダル : それは、購入量や関税で優遇されるという情報があったということでしょうか?

羊羹 : うーん。投資のメリットって、今と昔、まったく違うんですよね。今は、旗色こそが一番要であって、購入量と、関税、ってのがポイントなわけじゃないですか。

ダル : ですねー、私も投資をする目的のメインは旗の色です。

羊羹 : 昔は、投資=先行者利益だったのですよ。ランカー1位じゃないと見れないもの、手に入らないものがある。こういうのが、投資=「うまい」って話につながるわけですね。
で、CB時代にでてたのが・・・ジェノバ投資1位の「ドレスのレシピ」。そのところで、萌ちゃん=CBの縫製マイスターがWMにはいってて、ロンドン1位=大型大砲レシピで、そのツテでWMの人と知りあったんですね

ダル : よく高級ドレスを露天をに出されていたのを見てました

羊羹 : 廃人じゃないと、レシピが手に入らなかった。もしくは、知り合いに廃人がいないと、ね。だから横のつながりができていって、それが母体になったのです。

 先行者利益の極み、ホルムズフランネル交易
羊羹 : ホルムズをみつけたのは、音速丸さんでした。ホルムズのいいところ、あげられますか

ダル : 私の当時の印象ですと、ホルムズで交易をされていた人だけとんでもないレベルになって、商用ガレオンにのって、大量の交易品を運んでいました。やはり、ホルムズの強みはその経験値なのではないかと思います。

羊羹 : うんうん。まずあそこの港には、ポイントがいくつかあります。フランネルが現地で作れること、これがまず第1のメリットですね。そして、羊毛を売ってること、かつ、織物が暴落しないこと。ただ、最初に到着した時点では・・・羊毛40とか60しかかえなかったんですよね。だから、商用大型キャラックに、フランネル満載するためには、かなーりぐるぐるする必要がありました。
けど、ちびちびと投資していくうちに、どんどん購入量が増えていったんですよね。じゃあ、俺もいれるか、俺もいれるかー、って感じで、商会メンツ全員でいれて・・・結局1位〜5位全員WMとかいう話になったわけなのです。そのうちに、旗もひっくりかえって、と。

ダル : あのランキングリストには度肝をぬかれました・・。今までの話をうかがうと、皆さんで持ち寄ったお金は、ホルムズで稼いだお金ではなく、レアレシピの生産品をバザー等で売って稼がれたお金みたいですね。あとは大砲ですとか。

羊羹 : それは前半は違ってて後半は一部あってるかな。ホルムズにお金を落としたこと、理由、はさっきのとおりで、じゃあどこからとってきたのか?ってのは、人によって違います。
まず、自分の場合なんですが、あのときの軍資金の半分は、鋳造の「生産物」でした。槍と大砲、ですね。8門10門12門のデミキャノンだったかな・・・?この辺が最初のときのメイン販売物だったりします。

ダル : 当時大人気だったラピッドファイヤやデミキャノンですが、砲門多いのを作れる人は限られてたみたいですね

羊羹 : うん、俺が大砲うってたときは、俺以外にはひとりもいなかったですね。

ダル : それはえらい儲けになりますな(゚Д゚;)

羊羹 : 2番手が、WMの鋳造職人沙理乃さんだったかな。先行者利益マンセーの時代ですね。それと、勇敢なる戦士の槍が、飛ぶようにうれた印象がありますね、800kとか、600kで売ってた覚えが(笑)これも完全独占でした。レシピ自体レアでしたし。レシピは、商会の軍人さん・・・Nekokanさんに出してもらってたのかな。
まあそんな感じで、俺は確か最終的にホルムズに100M入れたのですが、50Mは鋳造からのお金でしたね。残り50Mは、現地での稼ぎでした。

ダル : 当時の交易だけでは、やはり捻出できない金額ですね・・そういう先行者利益があったとは知りませんでした

羊羹 : じゃあほかの人は、ってのは気になります?

ダル : おお、もちろん気になります

羊羹 : ほかの人の多くは、現地で稼いだ分のバックなんですが・・・軍人さんもね、WMの人、ホルムズ来てたんですよね。彼らはなんだかんだいって、お金もってたんですよね。なぜだかわかります?

ダル : ストックホルムの海事クエですか

羊羹 : うんうん。スットコの金銭時給がね、1M超えてたんですよね。だから、30Mとか以上、Nekokanさんとかいれてたっけな。彼らは、「重ガレー」乗るために、交易レベルあげる必要があったんですよ。で、萌ちゃんが羊毛預かって、Nekokanのを織ってたような記憶がありますね。まあ、ただ・・・彼らは交易やっぱりそこまで好きじゃなかったので、呼びかけて投資してもらったのは、ホルムズOnlyですね。

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